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日本経由で行った新疆ウイグル

2009.07.21.21:20

136 10年後、私が30才になったとき、あるいは40才、50才になったとき、 「ウイグル」 はどうなってるのかしらはてなマーク

URL ウイグル族・漢族、膨らむ対立感情…暴動から1週間 (2009年7月9日 読売新聞)
URL 記者の目:ウイグル暴動 漢族中心の弊害露呈=鈴木玲子 (2009年7月17日 毎日新聞)
URL 【ウイグル暴動】中国、補償を倍増、遺族に580万円 (2009.7.21 MSN産経ニュース)


ウイグル1 137 今は新疆ウイグル自治区の首府ウルムチ市へは飛行機だけでなく鉄道でも行けますが、ほんの80年ほど昔の1930年代には、北京からウルムチ市へ行くのに日本経由で行ったというちょっとアンビリバボーなお話をご存知ですか 

 これは、作家の陳舜臣先生と故・司馬遼太郎先生がおっしゃってることですから、けっしてデタラメなお話なんかではないのですよ。

 そのお話は、司馬遼太郎先生と陳舜臣先生の 『本 対談・中国を考える 』 (文春文庫 186頁) に載っていますので、その部分をご紹介しますね。  

〔司馬〕 ところで、「新疆遊記」を書いた呉藹宸(ごあいしん)という人がいるでしょう。
〔陳 〕 福建の人ですね。
〔司馬〕 日本の年号でいうと昭和のヒトケタくらいに大人になった人間でね、自家(うち)は何代も科挙の試験に通っている名門だった。 ところが本人は辛亥革命以後に成人しているので科挙がない。 で、就職運動して、新疆省に目をつけた。 当時は省が成立して20年たつかたたないころで、非常に不安定だったんだけれどね。
     ・・・・・・中略・・・・・・
(187頁)
〔司馬〕 そのクーデターのあとの成り上がり政権に、呉藹宸といったような青年が役人としての能力を売るべく新疆へ行く。
〔陳 〕 そのとき日本を通っていく。
〔司馬〕 そう、それを言いたかった。 北京からは汽車もなにもないからね
〔陳 〕 まず船で神戸に来て、そこから敦賀へ行き、またそこから船でナホトカへ行ってシベリア鉄道に乗りかえる。
〔司馬〕 シベリア鉄道はソ連領内の裏側を通っているからね。 その裏から伊犁(いり)に入り、やっとウルムチにたどりつく。
〔陳 〕 それを当時の日本の税関にいくら説明しても分らない。 新疆へ行くのに、なんで日本なんか通るのかってなっちゃう(笑)
〔司馬〕 東海の島国を経由した方が早いんだから、当時の中国は考えられないような広い国だなあ。 いまなら北京からウルムチまでジェット機で3時間ですけど、1930年代は日本周りでゆく。 もっともいま行っても、よくこんな所に人類は住んでるなというくらい乾ききった土地です。


 これがネットで見つけたシベリア鉄道の路線図です。
シベリア 

 いくらアンビリバボーと叫んでも、司馬遼太郎先生と陳舜臣先生のお二人が、そろっておっしゃってることなのですから事実なのでしょうね。。。

 それだけに、ここは司馬先生か陳先生のどちらかが、そのことについてもっと 「ツッコミ」 を入れて欲しかったと思います。 司馬先生の 「東海の島国を経由した方が早いんだから、当時の中国は考えられないような広い国だなあ」 というセリフは 「ツッコミ」 にも 「ボケ」 にもなってない。 ただユルイだけで面白くない パンチ! 

 ここは絶対 「ツッコミ」 を入れるとこやんかぁぁぁ !! 

138 中国は古くは漢の時代に新疆を直接支配したことがあります。 唐の時代にも新疆を直接支配したことがあります。 一番最近では清の乾隆帝が新疆を征服して中国領としました。 陳舜臣先生の 『本 中国の歴史』 によると、 「新疆の伊犁地方は乾隆20年(1755)の出兵によって平定された」 とありました (12巻5ページ)。

 それから170年以上も経った1930年代になっても、北京から新疆のウルムチへ行くのに、日本とロシアのシベリア鉄道経由で新疆に向かうほうが早かったというのでは、「国家の運営・統治」 という点では、無策 無能と批判されてもしょうがないと思います パンチ!  パンチ!  パンチ!

 古代ローマ帝国は 「すべての道はローマに通ず」 という言葉ができるくらい熱心にインフラの整備をやったのに、中国人は二千年以上もいったい何をしてたんやぁぁぁ 爆弾 爆弾 爆弾 


 ただ、この論法を主張しすぎると、新疆やチベットに鉄道を引いた中国共産党の政治が良かったということになりかねないので、とっても微妙……。。。 あせる

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